ペルシャ絨毯の産地 KELMAN

KELMAN <ケルマン>

南ペルシャの高原都市ケルマン。

3世紀ササン朝より建設されサファヴィー朝時代には王室工房が設立されました。
ショールの生産もしていましたが、19世紀の衰退期に絨毯へ転換、本格的な生産が始まります。

デザインは明るい黄色をベースにチェリーレッドの美しい花など用いたメダリオンが多く見られます。ペルシャの伝統的デザインに対し、フィールドを無地にした花文メダリオンはアメリカ市場を視野に入れたものです。