ピスタチオの栄養効果

『ナッツの女王』 ピスタチオ

ピスタチオは栄養価が高く美容成分が豊富なことから「ナッツの女王」と呼ばれています。味覚の良さ、高級感は女王と呼ばれるのにピッタリですね。オススメできる要素が沢山あります。

⭐︎生活習慣病の予防に
ピスタチオの成分の多くは脂質でできており、それは不飽和脂肪酸です。オレイン酸（約31％）、リノール酸（約16％）は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあり、正常な血管、血圧に導きます。脳心血管疾患のリスクを低下させるとされています。

⭐︎現代人に必要な健康成分が含まれています
ピスタチオにはルテインやゼアキサンチンが他のナッツ類と比べダントツの含有量で、1160μg（可食部100gあたり）で、紫外線やブルーライトから目を守り、βカロテンは涙の量を調節し、目の細胞を守ってくれます。ピスタチオは目を酷使する生活習慣の方にオススメな食品です。

⭐︎腸内環境を整えスッキリ効果
ピスタチオの食物繊維は水溶性と不溶性がバランスよく含まれています。腸内環境を整え、水分を吸収、かさ増しすることで腸が刺激され、便通を促します。渋皮もそのまま頂きましょう。また腹持ちがよいので間食を防いでくれるので、ダイエットにもオススメ。ピスタチオに含まれる脂質は不飽和脂肪酸で体脂肪になりにくい性質なので安心。カリウムの体内水分調節効果でむくみも取れてスッキリスタイルに⭐

⭐︎若々しく美しい肌や髪に
肌や髪の毛はタンパク質でできており、ピスタチオのタンパク質は必須アミノ酸を含有する質の高いタンパク質です。ビタミンB6の働きでタンパク質を吸収し美肌の基礎を作ります。リノール酸は肌の保湿効果が、β-カロテンには肌の潤い効果があり、美肌へと誘います。ルテインなど抗酸化作用が強いポリフェノールを含むので、紫外線によるダメージからお肌を守ります。

そのほか鉄や銅など様々なミネラルを含み、体内バランスを整え、健康保持、貧血予防、骨の形成などにも役立っています。ピスタチオは成長期や若い世代の方にもオススメです。

⭐︎毎日適量を‥‥
ナッツの中では低カロリーのピスタチオ。とはいえ主成分は脂質ですので食べすぎには注意しましょう。また、食物繊維の取りすぎでお腹を下すことも。25g程度を目安に、適量を継続的に摂取したいですね