父とその兄たちが遺した文化の足跡

私の父とその兄たちは、長年にわたりアメリカで貿易会社を営んでいました。
ニューヨークのセントラルスクエアにオフィスを構え、国際社会を舞台に活躍していた彼らの功績は、今もなお語り継がれるべきものです。
とりわけ誇らしいのは、いくつかの重要な文化財をニューヨークのメトロポリタン美術館へ納めたことです。
彼らが取り扱った歴史的な品々は現在も丁寧に保管され、特別展示やイベントを通じて、世界中の人々に公開されています。
これはエジプトで発見された石棺です。

 

「ハールスリスの石灰岩製石棺」第26王朝(紀元前664〜525年)
この石棺の主は、古代エジプトのワニの神「ソベク」が祀られた信仰都市ファイユームにおいて、その神に仕える役職にあった人物とされています。

1968年:ファナオラ・ソバハニ氏寄贈

と書かれています。

出典:メトロポリタン美術館https://www.metmuseum.org/art/collection/search/552623

 

また世界の文化的な遺産や遺物を記録・公開しているコスモスユニバーシティーは以下のように紹介しています。

この青銅製の棍棒は、少なくとも4000年前のアッカド時代のものとされ、イラン南西部で発見されたもので、1956年にロジャース基金を通じて、ニューヨークのソバハニ・ブラザーズのファナオラ・ソバハニ氏から購入され、ニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されています。

出典:Cosmos University

https://www.facebook.com/100086756287842/posts/560789843489554/?rdid=RGHLJR93UdBzxESK#

 

WEB上に記録された複数の写真や記事を通じて、彼らの足跡と世界文化への貢献が垣間見えます。
これらは単なる取引ではなく、未来に引き継がれる文化の架け橋でもあったのです。

Masoud Sobhani